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Microsoft Excelで[ブックの共有]を有効にした場合の捺印について

この文書は、共有された[Microsoft Excelブック]へのオートプロテクトエクセル捺印ツールが捺印できない現象について説明されています。

作成日:
2008.05.26
最終更新日:
2021.01.06

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回答

原因
Microsoft Excelの機能である、[ブックの共有]は対象となるブックが共有された時点で、対象となるファイルは保護されます。この保護はブック内のワークシートのセルに対しては設定されませんが、ワークシートに挿入されるグラフやクリップアートなどのオブジェクトに対しては変更ができないような保護が設定されます。この状態では、グラフやクリップアートオブジェクトも新規挿入できなくなり、同様にパソコン決裁の印影オブジェクトの挿入ができなくなるため、捺印ができなくなります。また、既にシートに挿入されたパソコン決裁の印影オブジェクトやグラフ、クリップアートオブジェクトは、ブックが共有されると上記の理由から、変更や削除ができなくなります。これは、Microsoft Excelの仕様に基づくものです。
回避方法
Microsoft Excelの[ブックの共有]を解除していただくことで、捺印できるようになります。

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