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チェックアウトしたユーザがチェックイン操作を行っても正常にチェックインできない現象について
この文書は、パソコン決裁 捺印ツールでチェックアウトされたユーザに対してログインを行い、チェックイン操作を行っても正常にチェックインされない現象について記述されています。
- 作成日:
- 2008.09.19
- 最終更新日:
- 2021.01.06
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回答
- 現象
- パソコン決裁 捺印ツールで、既にチェックアウト操作が行われたユーザがログイン後に[設定|印鑑データ]メニューの[チェックイン]を選択しユーザをチェックイン操作を行った場合に正常にチェックインされたメッセージが表示されず、以降もチェックアウト状態が維持される。
- 原因
- この現象は、チェックアウト時に一時的に保存される印鑑データが何らかの原因でチェックアウト先の捺印用印鑑データファイル内のユーザを検出できないために発生します。そのため一時的に保存されているチェックアウト用のファイルを削除することで回避されます。(チェックアウト中に保存された捺印履歴などは削除によって本来同期されるべき参照元の捺印用印鑑データファイルには反映されませんのであらかじめご了承ください)
- 回避方法
- 一時的に保存されているファイルの削除は手順で設定を行います。
- 管理ツールを起動し、対象となる捺印用印鑑データファイルを参照します。
- ユーザのプロパティから[チェックアウト状態の解除](または[チェックアウトのリリース])ボタンを選択します。
- [OK]ボタンを選択してユーザのプロパティを閉じます。
- 管理ツールを終了します。
- 対象のコンピュータで他にチェックアウトされているユーザがある場合には、チェックアウトされているユーザでログインを行い、チェックイン操作を行います。
- チェックアウト時に一時的に保存されているフォルダをエクスプローラなどで開きます。
- 開いたフォルダ内に作成されているサブフォルダを削除します。(複数フォルダが生成されている場合には、そのすべて削除します)
ここからの作業はユーザがチェックアウトされたコンピュータで行います。
一時的に保存されるフォルダは次のような規則で生成されています。
"X:\Users\[Windowsへログオンしているユーザ名]>\AppData\Shachihata\Dstmp\cache\"
※[Windowsへログインされているユーザ名]の部分は、後ろにドメイン名が追加されている場合もあります。
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