ソフトウェアサポート

回答

現象

［捺印用印鑑データファイルの計画ウィザード］で捺印用印鑑データファイルの新規作成を進めていく途中の［印鑑セットアップ元ファイルの選択］画面で、［セットアップディスクの場所］を参照した場合に、表示される［ファイルを開く］画面に、拡張子.IPXで保存されている［印鑑セットアップ元ファイル］が表示されず、選択することができない。

原因

この現象は、［ファイルを開く］画面の拡張子フィルターが正常に動作していないために発生する［パソコン決裁６ 管理ツール］の不具合です。

回避方法

この現象を回避するには、次の方法があります。

• 後で印鑑データのセットアップを行う
［捺印用印鑑データファイルの計画ウィザード］内の［印鑑セットアップ元ファイルの選択］画面で［後で印鑑データのセットアップを行う］オプションを有効にして、捺印用印鑑データファイルを作成後に印鑑セットアップ元ファイルを行うことで、印鑑データの追加を行うことができます。操作手順としては以下の通りとなります。
1. 管理ツールを起動し、［編集｜捺印用印鑑データファイル｜新規作成］メニューを選択します。
2. ［捺印用印鑑データファイルの計画ウィザード］が表示されます。
3. ［次へ］ボタンを選択して、［印鑑セットアップ元ファイルの選択］画面までウィザードを進めます。
4. ［後で印鑑データのセットアップを行う］チェックボックスが有効になっていることを確認して［次へ］ボタンを選択します。
5. その後のウィザードを進め、［捺印用印鑑データファイルの計画ウィザード］を完了します。
6. ［一覧に追加しますか？］メッセージで［はい］ボタンを選択し、管理ツール内に作成した捺印用印鑑データファイルを追加します。
7. 管理ツール左側のツリー表示から印鑑データを追加したい場所を選択します。
8. ［編集｜ユーザの追加］メニューを選択します。
9. ［ユーザの追加］画面が表示されます。
10. ［参照］ボタンを選択し、表示された［ファイルを開く］画面から印鑑セットアップ元ファイル（拡張子.IPX）の場所を指定します。
11. 印鑑セットアップ元ファイル内の印鑑データがプレビュー表示されます。
12. プレビュー表示された一覧から追加したい印鑑データのチェックボックスを付けます。
13. ［OK］ボタンを選択します。
14. 選択された印鑑データが追加されます。
• すべての拡張子を表示してからセットアップを行う
［ファイルを開く］画面で、以下の操作手順を行うことで拡張子.IPXファイルを表示することができます。
1. 管理ツールを起動し、［編集｜捺印用印鑑データファイル｜新規作成］メニューを選択します。
2. ［捺印用印鑑データファイルの計画ウィザード］が表示されます。
3. ［次へ］ボタンを選択して、［印鑑セットアップ元ファイルの選択］画面までウィザードを進めます。
4. ［後で印鑑データのセットアップを行う］チェックボックスのチェックを外し［参照］ボタンを選択します。
5. 表示された［ファイルを開く］画面で、印鑑セットアップ元ファイルの場所へ移動します。（この時点では印鑑セットアップ元ファイルは表示されていません）
6. ［ファイル名］にキーボードから"*.IPX"と入力します。（ダブルクォーテーションは必要ありません）
7. ［ファイルを開く］画面に、拡張子.IPXファイルが表示されるようになります。
8. 表示された印鑑セットアップ元ファイル（拡張子.IPX）を選択しウィザードを進めます。

解決方法

この不具合は、以下の製品と管理ツールのバージョンから修正されています。

• パソコン決裁６ サービスリリース
• パソコン決裁６ 管理ツール 6.0.0.41