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回答

現象

パソコン決裁６ 捺印ツールを起動する際に、ログイン操作時に利用する捺印用印鑑データファイルの参照先が既に設定されている状態で、設定されている参照先が次のような場合、ログイン画面でエラーメッセージが表示されます。

• 参照先の捺印用印鑑データファイルの保存フォルダの名称が変更された場合
• 参照先の捺印用印鑑データファイルの保存フォルダが移動または削除された場合
• 参照先の捺印用印鑑データファイルの名称が変更された場合
• 参照先の捺印用印鑑データファイルが移動または削除された場合

表示されるエラーメッセージの内容

• ファイルのオープンに失敗しました。電子印鑑ファイルのアクセスで存在しないパスが指定されました。(F010304)
  ［以下、文字列が続きます...］

操作手順

1. あらかじめ用意したフォルダ内に捺印用印鑑データファイルを準備します。
   （例 C:\Data\STMPDAT.DSM）
2. ［パソコン決裁６ ツール Standard Edition］をインストールし、捺印ツールを起動します。
3. ［ログイン機能の選択］画面で［パソコン決裁 認証］を選択し［OK］ボタンを選択します。
4. 表示された接続ウィザードに沿って、用意した捺印用印鑑データファイルを参照します。
5. ［パソコン決裁 ログイン］画面に用意した捺印用印鑑データファイル内に追加されているユーザでログイン操作を行います。
6. 表示された印鑑を選択する画面の［設定｜アプリケーションの終了］メニューを選択し捺印ツールを終了します。
7. 参照した捺印用印鑑データファイルが保存されているフォルダの名称をエクスプローラなどで変更します。
   （例 C:\Data1 など）
8. 捺印ツールを起動します。
9. ［ログイン機能の選択］画面で［パソコン決裁 認証］を選択し［OK］ボタンを選択します。
10. 以下のエラーメッセージが表示されます。




ファイルのオープンに失敗しました。
電子印鑑ファイルのアクセスで存在しないパスが指定されました。(F010304)
X:\...................\STMPDAT.DSM
（オフライン）チェックアウトファイル X:\...............
........を開くことができませんでした。

また、次のような操作でも同様のエラーメッセージが表示されます。

1. あらかじめ用意したフォルダ内に捺印用印鑑データファイルを準備します。
   （例 C:\Data\STMPDAT.DSM）
2. ［パソコン決裁６ ツール Standard Edition］をインストールし、捺印ツールを起動します。
3. ［ログイン機能の選択］画面で［パソコン決裁 認証］を選択し［OK］ボタンを選択します。
4. 表示された接続ウィザードに沿って、用意した捺印用印鑑データファイルを参照します。
5. ［パソコン決裁 ログイン］画面で［簡易画面］ボタンを選択します。
6. ［パソコン決裁 ログイン］画面に用意した捺印用印鑑データファイル内に追加されているユーザでログイン操作を行います。
7. 表示された印鑑を選択する画面の［設定｜アプリケーションの終了］メニューを選択し捺印ツールを終了します。
8. 参照した捺印用印鑑データファイルが保存されているフォルダの名称をエクスプローラなどで変更します。
   （例 C:\Data1 など）
9. 捺印ツールを起動します。
10. ［ログイン機能の選択］画面で［パソコン決裁 認証］を選択し［OK］ボタンを選択します。
11. ［パソコン決裁 ログイン］画面で［詳細画面］ボタンを選択します。
12. 以下のエラーメッセージが表示されます。




ファイルのオープンに失敗しました。
電子印鑑ファイルのアクセスで存在しないパスが指定されました。(F010304)
X:\...................\STMPDAT.DSM

原因

この現象は、捺印ツールが起動時に利用する捺印用印鑑データファイルの参照先として記録された場所にファイルが存在しない（または名称が変更された）ことが原因です。

回避方法

以下の手順で捺印用印鑑データファイルの参照先を削除することで回避することができます。

1. エラーメッセージで［OK］ボタンを選択します。
2. 表示された［パソコン決裁 ログイン］画面に［詳細画面］ボタンを選択します。
※［詳細画面］ボタンが無い場合には、そのまま次の手順に進みます。
3. ［捺印用印鑑データファイルの場所］リストに［接続できません］が選択されていることを確認します。
4. ［参照先を一覧から削除する］リンクを選択します。
5. ［接続できない捺印用印鑑データファイルの一覧から削除しますか？］メッセージが表示されます。
6. ［はい］ボタンを選択します。
7. ［パソコン決裁 ログイン］画面内の［捺印用印鑑データファイルの場所］リストから項目が削除されます。
8. ［キャンセル］ボタンを選択し［パソコン決裁 ログイン］画面を終了します。
9. 再度、捺印ツールを起動します。
10. 表示された［電子印鑑接続ウィザードの開始］画面で新しい捺印用印鑑データファイルを参照します。