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グループとユーザ構成のインポート操作でXMLファイルに属性情報がない場合に、ユーザのプロパティ情報が既定値に変更されてしまう現象について

この文章は、パソコン決裁6 管理ツールのグループとユーザのインポート操作を行った場合に、XMLファイル内に対応した属性情報が定義されていない場合に、インポート時にユーザのプロパティ情報が既定値に変更されてしまう現象について説明されています。

作成日:
2010.08.03
最終更新日:
2021.02.16

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現象
管理ツールでグループとユーザのエクスポート操作などでXML形式で出力されたファイルを編集し、firstname、lastnameなどの属性情報を削除(XMLファイル内で未定義の状態)したファイルを対象としてインポート操作を行った場合に、インポート時に対象となったユーザのプロパティ情報が新規作成時の既定値に変更されます。
再現手順
  1. 管理ツールを起動し、捺印用印鑑データファイルを一覧に追加します。
  2. [ツール|グループとユーザ構成|エクスポート]メニューを選択します。
  3. 表示されたウィザードを利用して、ユーザとグループの構成情報をXMLで出力します。
  4. 出力されたXMLファイルをメモ帳などで開き、ユーザ(user)タグ内の属性情報(例 firstname=''など)を削除します。
  5. 編集したXMLファイルを保存します。
  6. [ツール|グループとユーザ構成|インポート]メニューを選択します。
  7. 表示されたウィザードを利用して、編集したXMLを読み込みます。
  8. インポート完了後に、XMLで編集を行ったユーザのプロパティを表示します。
回避方法
属性情報を削除せず、エクスポートされた状態のままにすることでこの現象は回避されます。また、パソコン決裁6 サービスリリース3からこの現象は修正されています。

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