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Excelで結合セルのみを部分保護しようとするとエラーが発生する現象について

この文書には、Microsoft Excelで結合されたセル範囲のみを部分保護しようとするとエラーが発生する現象について説明されています。

作成日:
2010.11.09
最終更新日:
2021.03.03

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回答

現象
Microsoft Excelで、結合されたひとつのセル範囲のみを部分保護しようとすると、「選択範囲が無効です」エラーが発生し、保護できません。
なお、この現象はオートプロテクトエクセル捺印ツールのバージョン6.02.01、6.02.02、6.06.00、6.06.01で発生します。
回避方法
部分保護の範囲を指定する[入力]画面で、保護したい範囲を手入力することで回避できます。
[入力]画面では、結合されたひとつのセル範囲を選択した場合、テキストボックスに選択範囲内の左上端にあるセルのアドレスのみが表示されます。これを、保護したい範囲のアドレスに変更してください。
(例) 保護したい結合セル範囲が"A1:B3"の場合、テキストボックスには"$A$1"と表示されるので、これを"$A$1:$B$3"に変更してください。
解決方法
この不具合を修正した捺印ツールを公開しております。
サポートサイトまたはカスタマーサイトより最新の捺印ツールをダウンロードしてインストールしてください。。

サポートサイトからダウンロードできる捺印ツールでインストールされるオートプロテクトエクセル捺印ツール(Excelアドインタイプのツール)では、バージョン6.02.03でこの不具合が修正されています。
カスタマーサイトからダウンロードできる捺印ツールでインストールされるオートプロテクトエクセル捺印ツール(COMアドインタイプのツール)では、バージョン6.06.02でこの不具合が修正されています。

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