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Windows Server 2008でDocGearのファイルのアップロードに失敗する現象について

この文章は、DocGearにおいてWindows Server 2008でファイルのアップロードに失敗する現象について説明されています。

作成日:
2011.09.26
最終更新日:
2011.09.29

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回答

現象
Windows Server 2008でDocGearが稼動している環境でファイルのアップロードを行うと、「ファイルアップロード時にエラーが発生しました。」というメッセージが表示され、ファイルのアップロードに失敗することがあります。
原因
DocGearが稼動しているWebサーバの設定により、アップロードするファイルのファイルサイズが制限されている可能性があります。
回避方法
次の手順でDocGearが稼動しているWebサーバの設定を変更することで回避することができます。

※DocGearが稼動しているサーバに[IIS6スクリプトツール]がインストールされている必要があります。
  1. スタートメニューから[すべてのプログラム|アクセサリ|コマンドプロンプト]を選択し、右クリックで表示されるメニューから[管理者として実行]を選択します。
  2. [ユーザーアカウント制御]画面が表示された場合は、[続行]または[許可]ボタンをクリックします。
  3. コマンドプロンプトが起動します。
  4. 表示されたコマンド上に"C:\Windows\system32\cscript C:\Inetpub\AdminScripts\adsutil.vbs set w3svc/aspmaxrequestentityallowed 102400000"と入力し、[Enter]キーを押します。
  5. エラーメッセージが表示されていないことを確認します。
  6. 続けてコマンド上に"C:\Windows\System32\inetsrv\appcmd set config -section:requestFiltering -requestLimits.maxAllowedContentLength:102400000 -commitpath:apphost"と入力し、[Enter]キーを押します。
  7. エラーメッセージが表示されていないことを確認します。
  8. 続けてコマンド上に"iisreset"と入力し、[Enter]キーを押します。
  9. [インターネット サービスは正常に再開されました]と表示されたことを確認し、コマンドプロンプトを終了します。

  10. ※上記の手順4及び手順6で入力する値"102400000"はアップロードするファイルサイズの上限値(102400000B = 100MB)を示しています。
     尚、ファイルサイズの上限値を100MB以上に設定することも可能ですが、本上限値とは別にDocGearでアップロードできるファイルサイズの制限があるため、設定したファイルサイズ以下のファイルでアップロードに失敗する場合があります。
    詳細は以下のサポート情報をご確認下さい。
    SB1102341 DocGearでアップロードできる添付ファイルのファイルサイズ制限について

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