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SkyPDF製品で署名捺印した署名の検証結果がSkyPDF製品上とAdobe Acrobat上で異なる現象について
この文書は、SkyPDF Professional 2010上で署名捺印した署名の検証結果がSkyPDF Professional 2010とAdobe Acrobatで異なる原因とAdobe Acrobatで署名の検証を行う方法について説明されています。
- 作成日:
- 2011.11.17
- 最終更新日:
- 2011.12.02
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回答
- 現象
- SkyPDF Professional 2010上で署名捺印したPDFファイルをSkyPDF Professional 2010上で署名の検証した場合は「署名は有効です。」という署名の検証結果となるが、同じPDFファイルをAdobe Acrobat上(署名の検証方法についてはAdobe Acrobatの初期設定状態)で署名の検証を行うと、署名の検証のステータスが「署名の完全性が不明です」となります。
- 原因
- この現象は、Adobe AcrobatではWindowsの証明書ストアに登録されているルート証明書を信頼する設定が初期設定状態ではオフになっていることが原因となります。
SkyPDF Professional 2010では署名の検証時にWindowsの証明書ストアに登録されているルート証明書を信頼し検証を行うため、登録されていればルート証明書まで検証が行えますが、Adobe Acrobatの初期設定状態ではルート証明書の検証が行えないため、署名の検証結果に違いが生じています。
- 解決方法
- この現象は、以下の手順にてAdobe Acrobatの環境設定を変更することにより解決します。
■Adobe Acrobat環境設定
- Adobe Acrobatを起動します。
- メニュー[編集]-[環境設定]またはメニュー[編集]-[環境設定]-[一般]を選択します。
- [分類]より[セキュリティ]を選択します。
- [詳細環境設定]ボタンをクリックし[電子署名の詳細環境設定]画面を起動します。
- [Windows統合]タブを選択します。
- [Windows証明書ストアからの証明書の取り込みと使用を有効にする]、[署名を検証]、[証明済み文書を検証]チェックボックスをオンにします。
- [電子署名の詳細環境設定]画面の[OK]ボタン、[環境設定]画面の[OK]ボタンを順にクリックし設定を反映します。
※上記設定でも解決しない場合、署名捺印時に使用した証明書のルート証明書がWindows証明書ストアに登録されていない可能性があります。その場合、使用している証明書のルート証明書を発行元より取得し、Windows証明書ストアへ登録を行ってください。
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