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パソコン決裁6 捺印ツール Standard Editionのパッケージ化されたインストーラのカスタマイズ
この文書は、「パソコン決裁6 捺印ツール Standard Edition」のパッケージ化されたインストーラの実行時に引数として可能なオプション設定とその内容について記述されています。
- 作成日:
- 2012.11.07
- 最終更新日:
- 2012.11.08
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回答
- 注意事項
- この文書で説明されている内容はコマンドラインによるプログラムの実行についての知識があることを前提に記述されています。
説明の中に表示されているオプション「/s」および「-a」について [/s]オプション パッケージ化されたインストールプログラムの展開状況を非表示にします。 ※[/s]の前後には半角スペースを入れてください。 [-a]オプション パッケージ化されたインストールプログラムをサイレントインストールするためのオプションです。(※必須) ※[-a]の後には半角スペースを入れて以下のオプションを設定してください。
- 内容
[パソコン決裁6 捺印ツール Standard Edition]のパッケージ化されたインストーラには以下のようなオプションが利用でき、インストールをカスタマイズすることができます。
[/quiet]オプション
インストール時に、ユーザインタフェイスの画面を表示しないでインストールを行います。
例:SetupDstmp32.exe /s -a /quiet
ユーザインタフェイスを表示しないですべて既定値でインストールを行います。
[/passive]オプション
インストール時に進捗状況のみを表示してインストールを行います。
例:SetupDstmp32.exe /s -a /passive
インストールの進捗状況を表示してすべて既定値でインストールを行います。
[PIDKEY]オプション
インストール時に、パッケージシリアルNoとアクセスIDにて認証を行い製品版としてインストールを行います。
※このオプションを設定せずに実行すると試用版としてインストールされます。 例:SetupDstmp32.exe /s -a PIDKEY=<パッケージシリアルNo>-<アクセスID(5桁)>-<アクセスID(5桁)>
パッケージシリアルNoとアクセスIDにて認証を行い製品版としてインストールを行います。
[TARGETDIR]オプション
インストール時のインストール先を指定します。
例:SetupDstmp32.exe /s -a TARGETDIR=”X:\[FolderName]\”
インストール先を ”X:\[FolderName]\” に変更します。
[ALLUSERS]オプション
インストール時のメニューの追加先を指定します。(2:すべてのユーザ)
例:SetupDstmp32.exe /s -a ALLUSERS=2
メニューの追加先を[すべてのユーザ]に変更します。
[ DEFAULTFILEPATH ] オプション
インストールを行ったユーザが捺印ツールを起動した場合に初回に参照する捺印用印鑑データファイルの場所を指定します。
※既に参照先が設定されている場合にはこのオプションは無効になります。
例:SetupDstmp32.exe /s -a DEFAULTFILEPATH=”\\[ServerName]\[ShareName]\STMPDAT.DSM”
捺印ツールが参照する捺印用印鑑データファイルの場所を’\\[ServerName]\[ShareName]\STMPDAT.DSM”に変更します。
[ ALLUSERSDEFAULTFILEPATH ] オプション
インストールを行ったコンピュータでユーザが捺印ツールを起動した場合に初回に参照する捺印用印鑑データファイルの場所を指定します。※既に参照先が設定されている場合にはこのオプションは無効されます。
例:SetupDstmp32.exe /s -a ALLUSERSDEFAULTFILEPATH=”\\[ServerName]\[ShareName]\STMPDAT.DSM” 捺印ツールが参照する捺印用印鑑データファイルの場所を’\\[ServerName]\[ShareName]\STMPDAT.DSM”に変更します。
[ DELAYTRANSIMPRESSLOG ] オプション(サービスリリース2 インストーラからの適用)
インストールを行ったコンピュータで、捺印ツールが起動する捺印ログの遅延転送の既定値を指定します。"0"を指定した場合には無効が既定値となり、"1"を指定した場合には有効が既定値となります。 例:SetupDstmp32.exe /s -a DELAYTRANSIMPRESSLOG =1 [共通設定]画面が表示された際に捺印ログの遅延転送の既定値に有効に変更します。[ DEFAULTLOGINTYPE ] オプション(サービスリリース2 インストーラからの適用)
インストールを行ったコンピュータで捺印ツールを起動した際に表示される[ログイン機能の選択]画面で表示される認証の種類を指定します。※既に認証の種類が設定されている場合にはこのオプションは無効されます。 例:SetupDstmp32.exe /s -a DEFAULTLOGINTYPE=1 [ログイン機能の選択]画面が表示された際に既定で選択される認証の種類をWindows認証に変更します。 既定値は0(パソコン決裁 認証)です。[TRACELOGMODE]オプション (サービスリリース2 インストーラからの適用)
インストールを行ったコンピュータで、捺印ツールで捺印操作が行われた場合に出力されるログを出力する機能の有効化を指定します。"0"を指定した場合にはログの出力機能が無効となり出力されません、"1"を指定した場合にはログの出力機能が有効となりログが出力されます。 例:SetupDstmp32.exe /s -a TRACELOGMODE =1 捺印時のトレースログ(捺印履歴ではありません)を有効に変更します。 出力されたログファイルは [X:\Documents and Settings\\Local Settings\Temp]フォルダ内にDs****.log(***内にはランダムな英数字が入ります)に出力されます。
- 関連情報
- パソコン決裁6 サービスリリース6以降では、事前にMicrosoft .Net Framework 4またはMicrosoft .Net Framework 4 Client Profileがインストールされている必要があります。
Microsoft .Net Framework 4 Client Profileは、「パソコン決裁6 捺印ツール」のCD内にあるインストーラを利用してインストールすることもできます。
Microsoft .Net Framework 4 Client Profileのインストーラの場所
[パソコン決裁6捺印ツールCD内]¥files¥DotNetFX40Client¥dotNetFx40_Client_x86_x64.exe Microsoft .NET Framework 4 Client Profile 日本語 Language Pack (x86/x64)のインストーラの場所
[パソコン決裁6捺印ツールCD内]¥files¥DotNetFX40Client¥dotNetFx40LP_Client_x86_x64ja.exe
Microsoft .Net Framework 4 Client Profile インストーラのカスタマイズ
[/q]オプション
インストール時に、ユーザインタフェイスの画面を表示しないでインストールを行います。
例
¥DotNetFX40Client¥dotNetFx40_Client_x86_x64.exe /q
¥DotNetFX40Client¥dotNetFx40LP_Client_x86_x64ja.exe /q
ユーザインタフェイスを表示しないですべて既定値でインストールを行います。
[/passive]オプション
サービスパック1が適用されていないWindows7では、Microsoft .Net Framework 4 Client Profileインストール後にコンピュータの再起動が必要です。コンピュータの再起動後に「SetupDstmp32.exe」(または「SetupDstmp64.exe」)を実行してください。
インストール時に進捗状況のみを表示してインストールを行います。
例
¥DotNetFX40Client¥dotNetFx40_Client_x86_x64.exe /passive
¥DotNetFX40Client¥dotNetFx40LP_Client_x86_x64ja.exe /passive
インストールの進捗状況を表示してすべて既定値でインストールを行います。
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