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Windows8環境でAcrobat用 捺印ツールを利用すると文書セキュリティのパスワードが記憶されない現象

この文書は、パソコン決裁7のAcrobat用捺印ツールをMicrosoft Windows 8で使用した場合に前回設定した文書セキュリティパスワードと異なるパスワードが次回設定されてしまう現象について説明されています。

作成日:
2013.11.28
最終更新日:
2014.02.21

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回答

現象
パソコン決裁7のAcrobat用捺印ツールをMicrosoft Windows 8の環境で文書セキュリティを設定して捺印すると、前回設定したパスワードと異なる文字列が次回の文書セキュリティを設定時に設定される。
再現手順
文書セキュリティ設定後に文書を保存すると文書セキュリティを解除することができなくなりますので、以下の作業は行わないでください。

以下の手順は、環境設定(アプリケーション設定)にて[捺印]の「確定操作を行うまで印影を移動させるようにする」、[捺印方法]を「簡易」、[文書セキュリティ]を「設定する」と「捺印時にセキュリティ設定を表示する」を選択してから行っています。
  1. 捺印ボタンをクリックして文書をクリック後にログインして印鑑を取得します
    セキュリティ設定画面が表示されます。
  2. [セキュリティパスワード]、[文書パスワード]を設定しOKボタンをクリックします。
    捺印を確定します。
  3. 捺印ボタンをクリックして文書をクリック後にログインして印鑑を取得します
    セキュリティ設定画面が表示されます。
    [セキュリティパスワード]、[文書パスワード]に前回と異なる文字数の●が表示されます。
環境
Microsoft Windows 8

※Microsoft Windows 7/Vista/XPでは発生しません。
解決方法
この現象は、解決方法がありません。以下の不具合修正版Acrobat用 捺印ツール(Ver.4.0.0.5)を適用することで、次回より設定した文書セキュリティのパスワードにてセキュリティが設定されます。



更新方法
  1. 上記より修正版のAcrobat用 捺印ツール「DstmpDS_4_0_0_5.zip」をダウンロードします。
  2. ダウンロードファイル「DstmpDS_4_0_0_5.zip」を解凍ソフトで解凍します。
    ファイル「DstmpDS.api」が解凍されます。
  3. エクスプローラーを起動しAdobe Acrobatがインストールされているフォルダー内「Plug_ins」フォルダーを参照します。

    Adobe Acrobat XがCドライブにデフォルトインストール先にインストールされている場合
    C:\Program Files\Adobe\Acrobat 10.0\Acrobat\plug_ins

  4. 解凍したファイル「DstmpDS.api」を「Plug_ins」フォルダーに上書き保存します。

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