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捺印用印鑑データファイル(.DSM)のファイルサイズが大きくなり捺印時にエラーが発生する現象について

このページでは、捺印用印鑑データファイル(.DSM)のファイルサイズが大きくなり捺印時にエラーが発生する現象について説明しています。

作成日:
2015.07.24
最終更新日:
2015.07.24

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回答

現象
パソコン決裁6からパソコン決裁7へのバージョンアップを行った後、捺印ツールの参照先に設定していた捺印用印鑑データファイル(.DSM)のファイルサイズが肥大化した事で破損し、「ファイルのオープンに失敗しました」エラーが発生する可能性があります。
原因
DSMファイルが破損した原因として、パソコン決裁7をインストールした端末の中に、Excel上にパソコン決裁6当時のアドインが残っている環境があり、パソコン決裁7のツールがインストールされているにも関わらず、その古いパソコン決裁6のアドインから捺印操作を行うことによって内部的に捺印時の整合性が取れなくなった事で発生します。
※同一のコンピュータ内にパソコン決裁6と7のソフトウェアが同時に混在している状況でもDSMファイルが破損する可能性がございます。
解決方法
【捺印用印鑑データファイルを復旧させるには】
■捺印用印鑑データファイル(.DSM)が保存されているフォルダを開き、拡張子が[.DS_MBK]というファイルがございましたらファイルサイズを
 ご確認ください。このファイルサイズがSTMPDAT.DSMよりも大きく異なる小さいサイズであれば、破損したDSMファイルの名前を事前に
 リネームし(.DSM→.DSM_ など)、[.DS_MBK]ファイルを[.DSM]へとリネームしていただく事で復旧可能です。

■[.DS_MBK]ファイルもファイルサイズがDSMファイルと同様である場合は、DSMファイルが保存されいてるフォルダーごと直近の
 バックアップ等との差し替え、もしくはDSMファイルをはじめとした捺印用のファイルを再作成していただけますと捺印が可能になります。

 ・捺印用印鑑データファイルを新規作成して印鑑データを登録する
 http://dstmp.shachihata.co.jp/support/faq/view/?sbid=SB1202420
 ・既存の捺印用印鑑データファイルに、印鑑データを追加登録する
 http://dstmp.shachihata.co.jp/support/faq/view/?sbid=SB1202421
解決方法
【今後現象が発生しないようにするために】
ExcelやWord上でパソコン決裁6の捺印ボタンや、[シヤチハタ 電子印鑑]リボンを削除し、今後パソコン決裁7のアドインから捺印を行っていただくことで、DSMファイルのサイズが肥大化する現象は今後発生しなくなります。

(例)Excel2010のアドインファイル削除
  C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\XLSTART
  …[XLSTART]フォルダ内に配置された[Satpr6e.xla/xlam]を削除してください。

  ※64ビットOS+Wordl2010(x86)の場合
   C:\Program Files(x86)\Microsoft Office\Office14\STARTUP
  …[STARTUP]フォルダ内に配置された[Satpr6w.dot/dotm]を削除してください。

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