ソフトウェアサポート

回答

現象

Microsoft Excelにてワークブックを作成した際に使用している標準フォントがパソコンにインストールされていない場合、捺印の際に以下のメッセージが表示され捺印が中止されることがあります。

「このブックの標準フォントがインストールされていないため捺印を中止しました。」

原因

Microsoft Excelの図形(印影等)の描画はセルの幅や高さに依存いたします。
そのセルの幅や高さはExcelの標準フォントに依存いたします。
ワークブックを作成した際に使用した標準フォントがパソコンにインストールされていない場合、
他のフォントに置き換えられるため結果、セルの幅や高さが変わってしまい、
図形(印影等)が正常に描画できない可能性がございます。※Excelの仕様


そのためワークブックに設定されている標準フォントがインストールされていない環境において、
印影が変形して表示されないように警告を表示し、捺印を制御することにいたしました。

回避方法

制御により警告が表示された際でも以下の方法により捺印を行うことは可能です。

• 標準フォントをインストールして環境を合わてから捺印する。
• 環境により印影が変形して表示される可能性はございますが、
  それでも捺印したいということであれば、標準スタイルのフォントを
  パソコンにインストールされているフォントに変更してください。
  
  ▼Excel2007 以降の操作手順
  [ホーム]-[スタイル]-[セルのスタイル]の「標準」で右クリック-[変更]-[書式設定]-[フォント]にて
  「ＭＳ Ｐゴシック」等に変更してから捺印する。